藤井風さんがバイリンガルというニュースがありました。
もちろん英語も堪能らしいのですが、この場合標準語と岡山弁を使い分けているという意味らしいです。
藤井風さんの岡山弁の曲について調べてみたいと思います。
女性の心が持っていかれる効果も岡山弁にはあるらしいのですが、あのビジュアルも加わるのでそうとうなパワーがありそうですよ。
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藤井風の岡山弁がいい!
最近岡山弁がきてる!と思うのは千鳥さんの優しいけど少しのやさグレ感。
そして、NHK朝ドラで稔さんと安子さんが話す愛情あふれた岡山弁に触れているためかもしれません。
ブームというものはこうして作られるのですね。
藤井風さんの昨年末から勢いも凄いものがあります。
藤井風さんは標準語でも作詞をしますが、やはり岡山弁の曲が心に響きます。
ここで少し藤井風さんの岡山弁の曲に触れていきましょう。
何なんW
曲の冒頭で情景が浮かんできます。
あんたのその歯にはあがった青さ粉に
ふれるべきか否かで悩んでいる
この部分で、長く付き合った恋人同士のストーリーであると予感させます。
それは何なん
さきがけてワシは言うたが
・・・
その顔は何なんW
岡山弁であることでドラマのような情景が浮かびますし、「W」によって笑いながら会話していることがわかります。
ただし、この笑顔の奥では別れを予感して悲しんでいる本心が見えます。
もうええわ
「もうええわ」は、恋人との終わりを歌っている曲のようでもありますが、それだけでなく毎日につかれてしまった時に「大丈夫だよ」と癒しをくれるような優しさを感じます。
繰り返されるもうええわが最後まで歯を食いしばらなくてもいいんだよ、あきらめたっていんだよと言ってくれているような感じがします。
泣くくらいじゃったら笑ったるわアハハ
こういう心境って、辛さを通り越して踏ん張る時でしょうか。
歌詞に加えてメロディラインが優しいです。
へでもねーよ
「へでもねーよ」はある意味の応援ソングと解釈しました。
この曲では藤井風さんの怒りを感じます。
野菜ばっかの生活しょんのに
— 藤井 風 (@FujiiKaze) May 12, 2019
「へでもねーよ」の冒頭、野菜ばっかの生活をしているのは藤井風さん自身です。
藤井風さんは自信の体験をそのまま曲にしているようですね。
そして何かに邪魔をされて怒りを感じているようです。
ディスられた?マウントとられた?何かでダメージを受けているのですが、「へでもねーよ」と自分に言い聞かせることにより、負けそうになる自分を奮い立たせているようです。
藤井風の岡山弁と標準語を使い分ける効果とは?
ここまで藤井風さんの岡山弁の曲を3曲見てきました。
比べるためにMISIAさんに提供した楽曲「Higher Love」についてみていきたいと思います。
藤井風さんはMISIAさんの楽曲提供をする際、ゴスペルが頭に浮かんだといいます。
そこでタイトルが「Higher Love」になったのですね。
気高い愛という感じでしょうか。
命の重みさえ感じる曲で、身近な生活感は全く感じられません。
ゴスペルが浮かんだというだけあって、神の存在を歌っているようにも感じます。
標準語では大きな世界観を、岡山弁では飾らない素直な気持ちを表しています。
これらを使い分けることで藤井風さんの曲の幅が広くなっています。
藤井風の岡山弁がいい!標準語を使い分ける効果とは?まとめ
藤井風さんは曲だけでなく普通のトークも岡山弁。
意識して標準語を使わないところが自然体でとても魅力的です。
あのビジュアルで岡山弁というところが、さらに素敵に見せているのだと思います。
大きな世界観を標準語で表し、日常の飾らない素直な気持ちを岡山弁で表現しています。
これからどんな曲を発表していくのかとても楽しみです!