DaiGoさんの「ホームレスの命はどうでもいい」発言が話題になり、謝罪。
茂木健一郎さんが、DaiGoさんのために紹介したのが奥田知志(おくだともし)さん。
「奥田さんは牧師さんでもいらして、人の弱さとか、ダメなところとかも全て包摂して温かく包み込んでくれる。厳しさがありながら、そういうことが出来る方。奥田さんとDaiGoさんが話したら、何かが進むだろうなと思って」
出典:日刊スポーツ
茂木健一郎さんは、DaiGoさんのことを心配してるのですね。
DaiGoさんを優れた資質を持つ、学べる人だと評価しています。
DaiGoさんは今後、奥田知志さんから学びの場を得ることはできるのでしょうか。
私は奥田知志さんという方とその活動を今まで全く知らず、今回の騒動で知ったという次第です。
奥田知志さんとはどんな方なのでしょうか。
そして、抱樸とは?
Contents
奥田知志のプロフィール!抱樸とは?
出典:西日本新聞
奥田知志さんは、1963年、滋賀県大津市に生まれました。
父は、サラリーマン。
《学歴》
関西学院大学神学部卒業後、
1988年 同大学大学院修士課程修了
1990年 西南学院大学神学部専攻科卒業
東八幡キリスト教会牧師に就任
1991年 関西学院大学大学院神学研究科博士前期課程修了
2003年 九州大学大学院国際比較文化研究所博士後期課程単位取得退学
奥田知志さんは、日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師
《肩書》
認定NPO法人抱樸理事長
公益財団法人共生地域創造財団代表理事
一般社団法人Colabo理事
北九州市立大学MBA特任教授
座右の銘は「無理しない、楽しない」。
優しくて、厳しいという奥田知志さんらしい言葉だと思います。
奥田知志さんが尊敬する人物は、ディートリヒ・ボンヘッファー。
調べてみると、ディートリヒ・ボンヘッファーさんも牧師で、第二次世界大戦中にヒトラー暗殺計画に加担し、、フロッセンビュルク強制収容所で刑死した方でした。
その間も、本を書き続けて自らの考えを伝えようとしていました。
人柄
DaiGoさんの発言をうけて、奥田知志さんが見解と経緯、対応としてサイトに掲載された文章をよむと、人となりが伝わってきます。
「学び」とは?
自分を一旦切開し自分の闇を見つめることから始まります。
奥田知志さんがいう学びとは、教科書や先生から知識を得ることではありませんでした。
自分を見つめなおし、間違いに気づき、人の痛みを感じることであると伝えています。
DaiGoさんが、奥田知志さんから学ぶためには条件がありました。
・配信のネタにしない
・宣伝はしない
・DaiGoさんからの寄付は受けない
しかし、謝罪動画が流れたことでまた少し振出しに戻ってしまったようです。
そして、もう一度説明をし、DaiGoさんは納得した様子、今後いっさい情報発信はしない約束をしたと言います。
少し残念に感じたのは、DaiGoさんの変化に興味があったからです。
奥田知志さんから学ぶことで、どう変わったのか、時間がたったら伝えてもらうことはできないでしょうか。
それにしても、芯が一本通った感じのここまでの人物は、なかなかいないですよね。
奥田知志さんは、著書の中で「私自身誰かと出会うことが怖い。」と書いています。
理由は、出会うと傷つくから。
「傷つくことなしに誰かと絆を結ぶことはできない。」そう語る奥田知志さんは、本当に優しい方なのでしょう。
奥田知志の抱樸とは?
抱樸とは?
「抱樸」という言葉の意味を調べてみました
「樸」は、ありのままで飾り気のないこと。
木で言えば、切りたての何もしていないそのままの木。
「抱樸」とは、ありのままをそのまま抱きしめる。という意味になります。
NPO法人 抱樸
抱樸の理念
「ひとりの路上死も出さない」
「ひとりでも多く、一日でも早く路上からの脱出を」
「ホームレスを生まない社会を創造する」
出典:抱樸
実は、私も介護の仕事で実際に家族に見放された方、支援を必要とする方を実際に見てきています。
奥田知志さんの訴えは、社会の問題点と解決策がよくわかると思いました。
奥田知志さんの「抱樸」サイトはこちら
奥田知志のプロフィール!抱樸とは?まとめ
奥田知志さんが、ホームレス支援を始めたきっかけは、大学1年生の時先輩に連れていかれた活動に参加したことでした。
その小さなきっかけが大きなNPO法人抱樸にまでなったのですね。
奥田知志さんは、現在社会福祉法人設立に向けて動いています
社会福祉法人にすることで、国の制度を味方につけ、NPO法人抱樸が自由に活動し、多くの人の支援をしようとしています。