社会

まん防って何の略?初めに言い始めたのは誰?

「まんぼう」とニュースで流れるのを聞いて、マンボウ?と思った方も多いのではないでしょうか。

そこで、まん防とは何なのか?

まん防をわかりやすく解説します。

これを読めば、マンボウとはもう聞こえません。

また、初めにマンボウまん防と言い始めたのは誰だったのでしょうか?

まん防って何の略?

まん防とは、まん延防止等重点措置の略です。

緊急事態宣言とは何が違うのでしょうか?

まん延防止等重点措置とは、緊急事態宣言にならないように予防的に行う対策のことです。

➚上がりマンボウ…もう少しで緊急事態宣言になってしまう時に使う

➘下りマンボウ…緊急事態を終わる時に使う

対象地域は?

都道府県内の区域で、知事が指定します。

(緊急事態宣言は、都道府県)

発令するのは、政府で、知事ではありません。

期間は?

6か月以内で、何度でも延長できます。

(緊急事態宣言は、2年以内)

時短や休業対応

休業要請はできませんが、時短のみ要請と命令ができます。

違反をすると20万円以下の過料。

罰金とは異なり、ペナルティーをあたえることで社会の秩序を守ろうとするものです。

(緊急事態宣言は、30万円以下の過料)

過料を判断するのは、知事ではなく裁判所になります。

政府がまん防に慎重なのはなぜ?

政府がまん防に慎重になるのは、理由があります。

・宣言解除したばかりなこと

・経済のダメージが大きいこと

・一つ認めると次々に認めなければならなくなること

尾身会長は、実施したほうがいいという考えのようですね。

 

まん防って初めに言い始めたのは誰?

 

「まん防」と一番言っている印象が強いのはこの方

出典:日経バイオテク

新型コロナ分化会の尾身茂会長です。

 

きっと尾身会長が、つけた略称に違いないと思っていたのですが・・・

マンボウを最初に紹介したのは2月上旬の朝日新聞とみられる。

出典:東スポ

緊急事態宣言解除後のリバウンドを警戒する措置が「下りマンボウ」と言われていたと朝日新聞が報じました。

ということで、マンボウと初めに言い始めたのは

政府の官僚か政治家ということになります。

ここまでマンボウが独り歩きしている状態で、略したのが政治家の方であれば名前が出そうな気もしますし、名前が出ないとなると官僚の線が濃厚ですね。

まん防って何の略?初めに言い始めたのは誰?まとめ

「まん延防止等重点措置」の略称と

マンボウと呼んだ人は誰なのか?についてみてきました。

マンボウ、まん防とよく聞きますが、今後どうなるのでしょうか。

注目すべきは、大阪、宮城、沖縄。

橋下徹さんはまん防を適用する時期だと訴えていましたが、同時にまん防の問題点も上げていました。

大阪の吉村知事はまん防の要請をする方針のようですね。

「まんぼう」という響きとこの緊急事態の深刻さに違和感を感じている方は多いようです。