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【鎌倉殿の13人】源実朝は同性愛者なの?

鎌倉殿の13人が面白くなってきましたね。

源実朝は同性愛者だったの?

NHKでまさかのBL?

第39回をみて、これが最も気になるところとなりました。

【鎌倉殿の13人】源実朝は同性愛者なの?

源実朝の人物像

柿澤隼人さん演じる源実朝のセリフ

「初めて人に打ち明ける。私には、世継ぎをつくることができないのだ。・・・」は何々?どういうこと?と驚きました。

繊細な人柄が、和歌を好むところや、身勝手さが全くないところから伝わっていましたよね。

脚本も素晴らしいのですが、演じている柿澤隼人さんの演技がすごいです。

正直、金子大地さんの頼家の後としてなんとなく物足りないような印象でした。

(歴史に疎く、源実朝という人物を全く理解していなかったので。)

源実朝という人物に今まで全く惹かれなかったのですが、ここにきて切なさを感じています。

  • 頼朝の次男
  • 12歳で征夷大将軍
  • 和歌を好む
  • 京から妻をめとる
  • 京の文化に憧れを持つ
  • 28歳で暗殺される

実朝に実子がいなかったというのは史実のようです。

側室が許されている時代にして、子供がいなかった理由が同性愛者だったという説もあるようです。

伏線はあった!

第34回「理想の結婚」で泰時(坂口健太郎さん)に結婚生活のことを聞いていました。

その時の会話をしっかりと覚えてはいないのですが、泰時と実朝の表情が微妙に気になったのを覚えています。

そして、大竹しのぶさん演じる巫女に悩みを打ち明けました。

巫女は、その悩みはお前だけではない。昔から同じ悩みを持つものはたくさんいる。のような意味のことを言っていましたよね。

でも、この時はまだ若いし結婚のことや将軍のやくめのことでも悩んでいるのだろうと思っていました。

同性愛の伏線だったとは、全く思いませんでした。

調べてみると、平安時代に実在した人物の日記には同性愛行為の記述を含んだものが存在していることがわかりました。

男色としての記述で古いものは、日本書紀に残されているそうです。

ということは、実朝が同性愛者であることを悩んでいたとしても全く不思議ではないということになります。

源実朝は同性愛者説ネットの反応!

 

泰時への歌はそういう意味があったのですね。

 

私も気づくのが遅い一人でした。

同性愛者としての描き方が露骨でないところ、小出しにした点が大成功だと感じています。より人物のキャラが立ってきますね。

 

確かに深いです。

鎌倉殿の13人を見ている間の切なさだけではありません。

現在にもその悩みは続いているのです。

巫女の言葉を思い出します。

【鎌倉殿の13人】源実朝は同性愛者なの?まとめ

源実朝が同性愛者だったという説は、ドラマで描かれる前から存在していたようです。

その歴史をうまくストーリーにしているところが、三谷幸喜さんはさすがです。

何より、柿澤隼人さんの演技力に感服しています。

ネットでは早くから同性愛者として描かれていることを気付いていた方、噂になってからそうだったの?と気付く方といろいろでした。

頼家がずっと将軍でいられたのなら、穏やかな人生をおくれただろうにと思うと切なくなってきます。

鎌倉殿の13人の最終回は、第48回12月18日放送になります。