金正恩朝鮮労働党委員長に、密着するようについて歩いていた3人の中にいた美女。
それが、ヒョン・ソンウォルさん。
出典:ヤフーニュース
死亡説まで流れていた金正恩委員長が20日ぶりに姿を見せた2020年5月1日の式典でのことです。
ヒョン・ソンウォルさんが音楽家だということは有名なようですが、軍人でもあり政治家だというのです。
また、ヒョン・ソンウォルさんがそこまですごいポストについているのは、金正恩委員長の元カノなのではないかという噂まであります。
いくつもの顔をもつヒョン・ソンウォルさんについてまとめてみました。
Contents
ヒョン・ソンウォル団長は音楽家!
出典:ヤフーニュース
ヒョン・ソンウォルさんは、1978年平壌生まれ。
1972年、1983年絽いう説もありますが、1978年生まれというのが有力なようです。
2020年42歳ですね。
1994年、当時の平壌音楽舞踊大学(現在の金元均名称音楽総合大学)を卒業しました。
1995年にワンジェサン軽音楽団の所属歌手としてデビュー。
1999年に普天堡電子楽団に移籍しました。
ヒョン・ソンウォルさんは「駿馬処女(駿馬娘)」を歌って、大ヒットさせました。
「駿馬処女」って、何を歌っているのか気になり調べてみました。
北朝鮮で働く女性を馬にたとえ、
頑張ってるね。
すごい!
とたたえる歌のようです。
ヒョン・ソンウォルさんは、2012年に「モランボン楽団」の団長になっています。
楽団の団長というとあまりピンときませんが、日本でいう
ガールズバンドのリーダー
という感じですね。
また、モランボン楽団に入るのはそう簡単なことではなさそうです。
音楽の才能だけではなく、すごい条件が必要でした。
美貌と音楽的才能
身長は165cm、体重は50kgが条
未婚
すらりとした美女でなければ入れません。
やせすぎてもいけないようです。
難関!
ヒョン・ソンウォルさんは、楽団として日本に来たこともありました。
「瀬戸の花嫁」など日本の曲が入ったCDを発売しています。
結婚し、子供もいる!
時期ははっきりしませんが、ヒョン・ソンウォルさんは結婚をして音楽の仕事から退いていたことがあるようです。
復帰は、2012年2012年3月8日の国際婦人デーの日
金正恩委員長が鑑賞した音楽会に現われ、「駿馬処女(駿馬娘)」を歌いました。
この時ヒョン・ソンウォルさんは、妊婦だったというからすごいです。
ポルノ事件で死亡説
ヒョン・ソンウォルさんは、2013年8月に銀河水管弦楽団内部での「ポルノ事件」に関与したとして銃殺刑に処せられたと報じられたことがありました。
「ポルノ事件」の関与もヒョン・ソンウォルさんの人気ゆえの悲劇のようですが、銃殺刑はデマでした。
2014年5月に行われた第9次全国芸術人大会において、モランボン楽団団長として陸軍大佐の階級章をつけて演壇に立ちました。
この姿を見て、ファンは「生きていた!」と安心したことでしょう。
シャネル好き!?
出典:ワウコリア
2018年ヒョン・ソンウォルさんが韓国へ。
万景峰92から降りてきたときの画像です。
シャネルのクラッチバッグを肩にかけています。
韓国メディアによると50~70万円のバッグなのだとか。
また、首に巻いている毛皮はフォックスファーと思われます。
こちらの毛皮は2万円ほどでも購入可能なもののようなので、さほど高級品とも思えませんが、
シャネルのバッグ×毛皮
ヒョン・ソンウォルさんは、北朝鮮の国状からみるとかなりの高級志向なのではないでしょうか。
ヒョン・ソンウォルは軍人で政治家!
出典:ヤフーニュース
政治家
2019年1月北朝鮮の金正恩党委員長は、中国を訪問し、習近平国家主席と会談しました。
その後、友好芸術団を中国に派遣しました。
その時の芸術団の団長が、ヒョン・ソンウォル(玄松月)さんでした。
このニュースが北朝鮮で下のように報じられました。
「朝鮮労働党中央委員会副部長たちである、チャン・リョンシク同志、玄松月同志をはじめとする朝鮮民主主義人民共和国親善芸術代表団の主要メンバーたちが習近平同志と彭麗媛女史を迎えた」
出典:ヤフーニュース
朝鮮労働党の副部長は、日本の中央省庁の次官級に相当するということなので、
日本だったら大ニュースです。
「ガールズバンドのリーダーが突然防衛省の次官になったよ」
日本では、ありえません。
朝鮮人民軍の軍人
朝鮮人民軍の軍人としての軍事称号(階級)は陸軍大佐。
大佐はどれくらいの位置になるのか調べてみました。
元帥、大将、中将、准将の次。
大佐の次には、中佐を含め9の階級がありました。
出典:中央日報
ヒョン・ソンウォルは金正恩の元カノ説は本当か?
出典:zakzak
「朝鮮日報」がヒョン・ソンウォルさんを、金正恩の愛人と報じたので韓国では噂を通り越して、事実だと思われていました。
「北朝鮮の『ウナス管弦楽団』所属芸術人十数人が淫乱物を作成、銃殺された」との記事に続き、朝鮮日報系の「TV朝鮮」が「ヒョン・ソンウォルも淫乱物関連で(8月)17日に逮捕され、20日に処刑された」と報道したため当時「ヒョン・ソンウォル死亡」は既成事実化されていた。またこの時「金正恩第一書記の昔の愛人として知られている歌手ヒョン・ソンウォル」
出典:ヤフーニュース
いろいろなニュースをみてみるとヒョン・ソンウォルさんは、元カノではないようです。
ヒョン・ソンウォルさんは、「モランボン楽団」の団長というのは前述しました。
その「モランボン楽団」の結成は李雪主夫人がすすめたという説があります。
李雪主(リ・ソルジュ)さんは金正恩委員長の奥様。
私なら、夫の元カノを自分がプロデュースするバンドのリーダーにはしません。
もう一つの理由として、
「モランボン楽団」の前身と言われるバンドに「普天堡電子楽団」もあげられます。
この「普天堡電子楽団」は、1985年に、金正日氏の指示により結成されました。
ヒョン・ソンウォルさんは、このバンドの出身でした。
ヒョン・ソンウォルさんは正恩委員長の元カノ説より
父である金正日氏の愛人だったという説のほうが有力なようです。
ヒョン・ソンウォルさんは、2012年に「モランボン楽団」の団長に
なっているのですが、父の金正日氏が亡くなったのが2011年12月17日。
金正恩さんは委員長として、すぐにヒョン・ソンウォルさんを団長にしているのです。
遺言で「ヒョン・ソンウォルを頼む・・・」とあったかどうかは知りませんが、愛人であった事実を知るならば、ありそうなことだと推測しています。
年齢的に見ても不自然なことがあります。
金正恩委員長は1984年の生まれではないかといわれています。
2020年で36歳くらいです。
一方、ヒョン・ソンウォルさんは42歳。
6歳上の彼女は、なくもないですが・・・
考えにくいように思います。
父の金正日氏の若い愛人の方がしっくりきますね。
ヒョン・ソンウォル団長は音楽家だけじゃない!軍人で政治家!元カノ説は本当か?
ヒョン・ソンウォルさんは、楽団の団長だけでなく、政治家、軍人としての地位もあり出世街道をひたすらかけている人でした。
金正恩夫人からの信頼も厚いようでその地位は確かなもののようです。
元カノか愛人か噂の域を出ませんが、
ヒョン・ソンウォルさんは父の金正日氏の愛人だったという説が有力なようです。
最後までおつきあいいただき
ありがとうございました。