社会

タイ人女性のフルカワ容疑者【親権トラブル】勝ち目はなかったのか?

フルカワ容疑者はなぜわが子を殺さなければならなかったのでしょうか?

2020年3月23日に起こったこの事件の原因は【親権トラブル】とされています。

日本人同士の夫婦とは違った複雑な事情がありそうですが、勝ち目はなかったのか、何か他に方法はなかったのか?調べてみました。

フルカワ容疑者とは?

フルカワ・ルディーポン容疑者

・41歳

・タイで宝石の仕事をしていた。

・宝石店の仕事に従事

・長男(13歳)と長女(10歳)

・平成18年ごろ来日

・吉祥寺駅前の高級マンションに住む。

・夫は5年前から単身赴任(埼玉の支店)

出典:産経新聞

ここからわかることをまとめてみました。

夫婦間の関係は?

夫とは5年ほど前から別居状態に陥り、家族4人で顔を合わせて食事するのは月に1回程度。夫が吉祥寺の自宅に帰るのは年に1、2回ほどだったという。

産経新聞

産経新聞にまとめられた「家族関係」については、フルカワ容疑者は家族間の関係は良好だと信じて疑わなかったとまとめられていました。

「信じて疑わなかった」その証言の出どころは義父なのか義母なのか夫なのか?

妻が夫の様子をみて、「家族関係のヒビ」を感じないわけがないと思うのです。

年に1.2回しか帰らない夫に対して、何も感じないでいられるでしょうか?

良好でなかったことは明らかです。

経済的な問題は?

高級マンションに住んでいることから、経済的な問題はなかったように思います。

宝石店の業績が悪くなっていたりすれば別ですが・・・

フルカワ容疑者自身も店で働いていたということなので、離婚によって収入がなくなることは考えられます。

そうなると親権を争うのに不利なのは予想できますね。

タイ国籍であること

まず一番の言葉の壁はどうなのでしょうか?

日本に来て、14年ほどたっていることと宝石店で働いていたことをみると言葉の壁はなかったと思われます。

けれども、家庭生活をおくるうえで生活習慣の違いなどから小さなトラブルは予想できます。

姑との関係は?

義母からは、昨年くらいから「別れてタイに帰りなさい」と言われ始めていた

産経新聞

犯行の二日前に決定的な一言

「グズグズしないで帰りなさい。」

と義母から言われたそうです。

嫁姑の中は良好だったとは言えないように思えますが、容疑者に付き添って出頭したのは義母という情報があったので、一概に関係が悪かったとも言えないような気がします。

親子の関係は?

「日本に残りたい」と答えたからと言って 、親子の関係がよくなかったとは思えません。

13歳と10歳の子なら誰しも想像は出来ます。

いくら大好きなお母さんでも、学校を変わる決断というのはなかなかできることではないと思います。

その学校、友達が好きなら尚更です。

「日本がいい。」そう答えてしまうのは仕方のないことだと思います。

親子の間でどんな話し合いがあったのか、知るすべもありませんが胸が痛みます。

フルカワ容疑者は遺体に供えるための花を買って、自首をしたといいます。

子どもと暮らしたいただそれだけを願っていたフルカワ容疑者に正常な判断ができなかった。そこまで追い詰めてしまったのは何なのか?

「訴訟しても勝てない」そう思い詰めたといいます。

もし、冷静にフルカワ容疑者が考え行動できていたら、何か方法はあったのでしょうか?

【親権トラブル】裁判所はどう判断するの?

フルカワ容疑者が訴訟を起こしていたら、本当に勝ち目はなかったのでしょうか?

今回の場合当然、日本の裁判所になります。

そこで、一番のポイントは子供の国籍。

2人の子どもの国籍は日本。

そうなると、日本人同士の離婚と同じように判断されるといいます。

親権を争う時の判断材料

・監護の実績
・監護に対する意欲と能力、健康状態
・経済的、精神的家庭環境
・居住、教育環境
・親族、友人等の援助の可能性
・子どもの年齢、性別、兄弟姉妹関係、心身の発育状況
・子ども本人の意向など

情報から判断すると、子供を育ててきた実績はフルカワ容疑者に勝ち目があり、これから子供を育てていく意欲も負けないと思います。

重要な子どもの意向

子供が小学校高学年以降の場合、子供がどう考えてるかがポイントになります。

フルカワ容疑者の場合、13歳と10歳になる二人の子どもは「日本に残りたいと答えた」ということなので、かなり不利だったことがわかります。

フルカワ容疑者他の道はなかったのか?

法テラスは?

フルカワ容疑者と二人の子どもはもう救えませんが、他にも同じように苦しんでいる人はまず法テラスで、問い合わせてみてはどうでしょうか?

法テラスの外国人向けの相談窓口は

大阪弁護士会

にあります。

無料の電話相談もありました。

※在留資格のない外国人は相談できません。

もし、離婚して在留資格がなくなってしまったらどうすればいいのでしょうか?

フルカワ容疑者は子供と離れずに日本にいることは不可能だったのでしょうか?

離婚して在留資格を取るには?

就労ビザ

留学ビザ

定住資格をとる ※3年以上の結婚と一定の収入もしくは資産が必要

        ※子供の親権を持つ

この3つの方法がありました。

そして、それらを法律の専門家に相談するために、

外国人法律援助事業 というものもありました。

在留資格の維持・許可等について、人道上、弁護士の援助が必要な外国人の代理人として活動する弁護士に、依頼者に代わって弁護士費用を支払う制度です。法テラスにおける民事法律扶助制度の対象となる事案でありながら、同制度を利用できない外国人への弁護士費用の援助も含まれます。

日本弁護士連合会

在留資格の維持・許可等について、人道上、弁護士の援助が必要な外国人の代理人として活動する弁護士に、依頼者に代わって弁護士費用を支払う制度です。

これらをフルに使って解決へと進めなかったことが、残念でなりません。

フルカワ容疑者には相談に乗ってくれる人が誰もいなかったのでしょう。

タイ人女性のフルカワ容疑者【親権トラブル】勝ち目はなかったのか?まとめ

わが子を殺害するという悲しい結末に終わってしまった親権トラブルについてまとめてみました。

今更何を言っても、大切な命は戻りませんし、

報道の文字の向こうに知らない事実が、言葉だけではわからないことがたくさんあります。

おいつめられた母親と気づけなかった周囲が起こしてしまった事件と言えそうです。

親権は難しくても、我が子といつでも会える環境にはいられたような気がして残念でなりません。

最後までおつきあいいただき

ありがとうございました。