エリウド・キプチョゲさんは、TOKYO2020男子マラソン金メダル!
リオに続いての連覇です。
マラソン界の絶対王者ともいわれているだけあって、余裕の走りでした。
エリウド・キプチョゲさんの経歴や家族について調べてみました。
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エリウド・キプチョゲのプロフィールや経歴!
出典:BBM SPORTS
E・キプチョゲさんは、1984年ケニアのナンディ地区カプシシイワで生まれました。
ナンディ地区は丘陵地帯にあります。
ケニアの選手は、丘陸で生活し、トレーニングすることによって強くなっていくと言われています。
また、貧困率13.7%とされる中、マラソンはお金を稼ぐ手段として考えられています。
日本のランナーとは根本的に違いますね。
子どもの頃から身近に偉大なランナーを見て、憧れ、自分も夢をもって走り始めます。
おそらく、E・キプチョゲさんも子供の頃から走り始めていたと思われますが、正式に陸上競技を始めたのは高校を卒業してからでした。
陸上の成績
2003年3月、世界クロスカントリー選手権大会ジュニアレースで優勝しました。
2003年8月、世界陸上の5000mでモロッコのヒシャム・エルゲルージを100分の4秒差の大会新で下し優勝
2006年12月、10kmロードでエチオピアのハイレ・ゲブレセラシェの世界記録を破り、26分54秒の世界新記録を樹立しました。
2008年、北京オリンピックの5,000mで銀メダルを獲得しました。
2010年5月、IAAFダイヤモンドリーグカタールスーパーグランプリの5,000mで大会記録となる12分51秒21を記録しました。
マラソン転向
2012年よりマラソン競技に転向
2013年ハンブルクマラソンで大会新記録となる2時間5分30秒で優勝
同年9月のベルリンマラソン優勝争いをし、2位となりました。
2014年にはロッテルダムマラソン・シカゴマラソンの2レースを制し、ワールドマラソンメジャーズシリーズで初優勝レースを達成しました。
2015年、ロンドンマラソン優勝
以降もワールドマラソンメジャーズシリーズで連戦に連勝を重ねています。
2019年現在12戦11勝、10連勝と言う圧倒的な戦績を残しています。
最高記録
2017年5月6日「ブレーキング2」で、E・キプチョゲさんは、当時の男子マラソン最高記録(2時間02分57秒)を上回る2時間00分25秒を記録しました。
しかしこの企画は特別な環境下で実施されたものであったため、記録は国際陸上競技連盟が認めたものではなく、非公認記録となっています。
2018年のベルリンマラソンでは、世界記録を1分強も縮める2時間01分39秒で優勝。
2019年10月12日、「イネオス1:59チャレンジ」に出場し、1時間59分40秒というタイムをだしました。このレースは国際陸連が非公認のため、世界記録には認定されなかったものの、これによって人類史上初めてフルマラソン2時間切りを達成したことになります。
エリウド・キプチョゲの家族は?
2018年ロンドンマラソンでエリウド選手は、優勝。
その時に奥さんのGrace Suguttさんがインタビューに答えていました。
お子さんもいらっしゃいますが、一緒にいるのは週末のお休みの時だけ。
E・キプチョゲさんは、ケニアグローバルスポーツトレーニングキャンプで生活しています。
E・キプチョゲさんは、キャンプの狭い部屋で生活し、トイレ掃除や雑用をしながらトレーニングに励んでいます。
何度記録を出しても、優勝してもそのスタンスは変えずにいます。
その生活を好んで続けているという部分が強さの秘密なのかもしれません。
「Marathon is Life」というキプチョゲさんの言葉でマラソンに対しての姿勢がわかります。
エリウド・キプチョゲのプロフィールや経歴!家族についても!まとめ
エリウド・キプチョゲさんは、世界記録を何度も塗り替え、優勝経験も何度もあるランナーでした。
家族と一緒に過ごすのは、週末だけというエリウド・キプチョゲさんは、マラソンが人生という言葉通り、マラソンに真摯に向き合い、おごることなくトレーニングに励んでいました。
TOKYO2020の暑さの中完走できるだけでもすごいと思ってしまいますが、ゴール間近で手を振ったり、ゴール直後の様子にしてもマラソンを走ったとは思えない余裕でした。
金メダルおめでとうございます!