Temuは中国発祥のECサイト。中華人民共和国のPDDホールディングスが
中国国外向けに運営する、オンラインマーケットサイトです。
そこでアパレル、化粧品、家電、家具、雑貨など扱うはさまざま。
Youtubeでも、しょっちゅうこの広告は表示されませんか?
しかも、そこに商品の一例として掲載されているものが
原価より安いんじゃないか?!と考えてしまう位の価格です。
きっと誰でも一回は目にするはずのこのサイトの実体はどんなものなのでしょうか?
Temuでもし購入しようとしている方がいたら、是非ここの情報を
読んでみてください。
Temuは安すぎる?
Temuは会員登録すると10000円OFF、新規ユーザー登録で15000円OFFなど
破格的な安さがウリです。
物価高傾向の日本、おしゃれに興味のある若い人には魅力的に映っちゃいますよね!
ネットの評判を見てみると、安すぎるという声の中にも内容は様々なようです。
TEMUで同じ色の靴下50足買ってみた!生地は薄めだけど50足で1400円・・安すぎる!
1足7回使えば1年分?どうせ靴の中に隠れるから同じ色柄は気にせん!(おじさんなので#temu pic.twitter.com/7KfekcJsPM— のりを (@norio_Kimiwada) May 29, 2024
TEMU
商品価格が安すぎるし
海外発送やし
胡散臭いなって思ってたけどこれだけ配送の経過が分かったらとても安心感がある
商品の品質はわからないけど、
品質が良かったらまた次も良いかもしれない pic.twitter.com/QnwMY2JbQ1— クエビコ@Shopifyへ商品データ引っ越し (@cuebko) May 23, 2024
からあげしゃんおはくしゃくー!!
Temuちょうど教えて貰って商品買おうとしてたところだからタイムリー!!
安すぎるし送料無料だし一体どんなカラクリなんだ…🤔!!— にちか・ω・ (@nichica02) December 13, 2023
さて、「送料無料」でこの安さにはどんな秘密があるのでしょうか?
Temuの安さを支えるのが「物流」です。世界中の大手船舶会社と提携し、貨物を高速・効率的に運ぶことで、物流コストをカット。安さと送料無料を実現しています。
空輸や末端配送がより整備されれば、さらに価格が下がる余地もあります。
同じような価格帯のECサイトというと『SHEIN』がありますが、
SHEINはアパレルのみですが、Temuはより広いアイテムを扱っているので、
さらに世界中で注目されてようです。
Temuは怪しいって言われているのはなぜ?
Temuは安いなどの良い評判と共に、「怪しい」「大丈夫?」「危険」という
口コミもよく見られます。
ネットで検索してみると⇩のように表示されました。
さらに哲学系Youtuber【rの住人 ピエロ】さんも、厳しい意見を寄せています。
Temuは色々な評判がネット上でなされていますが、ここでは
ピエロさんの考察を取り上げたいと思います。
それによると、Temuでクレジットカードで買い物をした後、明細を確認すると
身に覚えのない消費がなされている可能性があるそうです。
いま気づきました…
TEMUってアプリで買い物したら、昨日カード不正利用されてた、、
Kyashの残高根こそぎ😭コレどうしたら良いの?被害届?
誰か助けて…#TEMU#カード不正利用 pic.twitter.com/o0xleiV2TN— あさひ隊長🍎🍊🍄 (@MnpMnp2022) December 24, 2023
不審だと思ったらすぐに警察に通報して下さいね!
なぜそんなことが起きるのでしょうか?
現在、Temuによるサイバー犯罪を世界中で頻発しているそうです。
それがTemuアプリを使用したタイミングで起きるそうです。
そこで一つ指摘されているのが、
『Temuアプリはユーザーのスマホの個人情報を自由に吸い出せる
可能性が高い』
つまりTemuアプリはスパイウェアの可能性が高いということです。
アメリカでは、Temuアプリが『安全保障上の脅威をもたらしている』と
報告もされ、GoogleではTemuの会社の別アプリを停止しましたが、
未だにTemuは停止できていないようです。
また、アメリカのモンタナ州では、Temuが新疆ウィグル自治区で
生産されているとして州内では禁止にしたようです。
Temuってやたら広告出て来るけど買っちゃダメだよ。 中国のPDDホールディングスが運営するオンラインマーケット。 PDDのアプリはマルウェア汚染としてGoogle Playから削除。アメリカモンタナ州知事はTemuを州内で禁止する法案に署名。新疆ウイグル自治区の企業がTemuの商品を製造とブルームバーグ。
— ねこま (@beshico) December 22, 2023
また、ヨーロッパでも欧州消費者機構 (BEUC)は、中国のPDDホールディングスが運営する電子商取引(EC)「Temu」が
欧州連合(EU)のデジタルサービス法(DSA)に違反している可能性があるとして
欧州委員会に苦情を申し立てたとロイター紙や日本の各紙でもニュースになりました。
ピエロさんは、怪しいところから買うときは、
・アプリではなくブラウザから
・クレジットカードではなくコンビニ払い
を徹底するように呼び掛けています。
まとめ
Temuが安すぎる!と思いながらも利用する人と怪しいと思って購入を控える人に分かれますが、利用する人の中には転売して利益を出したりする人もいることがわかりました。
- アプリを利用しない
- コンビニ払いにする
など十分な注意が必要なようです。
私達も、Temuを含めECサイトから買い物するときには、
是非気を付けていきたいですね!