藤井風さんはなぜ紅白で「死ぬのがいいわ」を歌ったの?
graceは好きだけど、「死ぬのがいいわ」は嫌い。
ネット上でそんなコメントを目にするようになりました。
「死ぬのがいいわ」は独特の世界観で好き嫌いはわかれるところでしょうね。
しかも、言葉だけでとらえてしまうと何ということを歌にしているんだ!と怒りさえ感じてしまうのでしょう。
「死ぬのがいいわ」が嫌いな理由と世界でヒットしたのはなぜなのか考えてみました。
Contents
藤井風の死ぬのがいいわが嫌い?
紅白で歌ったのはなぜ?
「死ぬのがいいわ」を紅白で歌った理由はこれしかないと思っています。
Spotifyにおいて、海外で今年最も再生された日本の楽曲。日本での再生回数順位は世界3位で、日本よりも1位のアメリカ、2位のインドでより多く聴かれた。Spotifyバイラルチャート(SNSでの話題性などをSpotifyが独自に指標化)では対象74地域すべてでランクインし、23の国と地域では1位を獲得した。
出典:秋田魁新報
2021年の紅白でも藤井風さんは批判されていたのですが・・・
嫌いな理由は?
死ぬのがいいわ!
よさを
親に語るおれ。スカート履く男は嫌いな親。
キュロットならいいらしい(笑)
— あちょ (@atyo24) December 31, 2022
上のような現象が藤井風ファンの多くの家庭で起こったことは確信しています。
かくゆう私もそのうちの一人です。
「あんな歌をうたっちゃいかん」という叔父に対して、熱く語っていました。
お年寄りないしは流行嫌いな大人どもが死ぬのがいいわ批判しててわろ
— ぴーまん (@Baro_child) January 1, 2023
これ言ったらフォロワー減るけど
死ぬのがいいわ嫌いです— たかねめんたいこ♂ (@sknm0723) September 29, 2022
意味は?
「死ぬのがいいわ」を〇ねば?と歌っているように感じる方からは批判が出ています。
みなさんはどんな解釈をしているのか、他のサイトを参考に読んでみると愛の歌だと書いています。
それほど好き!という熱い思いが歌われている。と私もそう思っていました。
この曲を作った藤井風さん自身は、まったく違う思いで歌っています。
2022年の暮れに放送された「NHK MUSIC SPEIAL藤井風いざ世界へ」の中で自身で意味を語っていました。
理想の自分をなくすぐらいなら死んだほうがいい。そんな思いだったといいます。
藤井風さん自身も雑誌のインタビューで語っていたことがありますが、歌の解釈は自由。
それ間違ってます!なんてことはないわけです。
とはいえ、本当の意味を知らずに表面だけで「けしからん!」と感じてしまうのも残念です。なんで?と思った方がこの記事にたどり着いてくれたのなら、書いた意味もあるかと思っています。
藤井風の死ぬのがいいわが世界でヒットしたのはなぜ?
藤井風さんが世界で注目されたのを突然と感じている人も多いかもしれませんが、もう少し前からそんな現象は起こっていました。
国際的な月刊男性向け雑誌「GQ」史上初 「世界共通特集地球上でもっともエキサイティングな若きミュージシャン21人」に藤井風さんは選ばれていました。
これが2021年の夏のことです。
「死ぬのがいいわ」が急にバスった印象はありますが、収録されているデビューアルバムHELP EVER HURT NEVERは2020年の5月に発売されています。
音楽
歌詞と音とリズムで曲ができているのならば、世界でうけた理由は音とリズムが良かったからに違いありません。
イントロのピアノで心つかまれますが、バズるきっかけとなったTikTokは、サビの部分が使われています。
藤井風さんはこのメロディーを昭和歌謡を参考にしたそうです。
そんなエモさもウケた理由になっているのでしょう。
英語が得意なところを生かして、歌詞を英語で解説したりもしています。
メロディーから入った外国の方が歌詞に興味を持って調べてみて、余計に好きになるという図式です。
TikTokで知った人があのイントロを聞いた時の衝撃は簡単に想像できます。
優秀なスタッフ
『LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE』のチケットを海外のファン向けに発売したり、世界的な野外フェス「コーチェラ」を訪れ、LAで楽曲制作をしたという情報もあります。
藤井風さんの考えによるものだとしてもそれを素早く実現してしまうスタッフがすごい!
世界に向けての楽曲が2023年には発売されるかもしれません。
楽しみです。
藤井風の死ぬのがいいわが嫌い?世界でヒットしたのはなぜ?まとめ
「死ぬのがいいわ」が嫌いだと感じる方は、あの独特の世界観を受け入れられないのだと思います。
怪しいまでの色気を放つ藤井風。
表面だけの言葉で怒る前に藤井風さんの思いに触れてもらいたいとこの記事をまとめました。
世界でうけるのは、メロディーの良さ。
そして、楽曲としてのすばらしさでした。
2023年は世界で活躍する藤井風さんがみられそうです。
歌詞の意味やライブの倍率予想まで
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